2025年6月6日、「フィリピンエキスポ2025」が東京・上野恩賜公園で始まった。このイベントは、フィリピンの文化・観光・グルメを一度に体験できる貴重な機会として、毎年多くの来場者を集めています。


その他の写真:フィリピンエキスポ2025が開幕! (2025年6月6日)

 フィリピン観光省による「ヒロット」体験ブース

 フィリピン観光省のブースでは、伝統的なヒーリング療法「ヒロット(Hilot)」を実際に体験することができます。ヒロットは、フィリピンに古くから伝わる自然療法で、ココナッツオイルなどを使いながら身体のバランスを整える施術です。ストレスや肩こりの解消に効果があるとされ、フィリピン国内外で注目されています。

 NPOハロハロによる手作り雑貨の販売

 NPO法人ハロハロのブースでは、フィリピンの女性たちによって手作りされたブレスレットやアクセサリーが販売されています。これらの売り上げの一部は、フィリピンの貧困地域の子どもたちの教育や生活支援に活用されるとのこと。商品を手に取ることで、フェアトレードや支援活動への参加にもつながります。

 本場のフィリピン料理も登場!

 会場内のフードブースでは、フィリピンの代表的な料理が多数登場。香り高くボリューム満点の料理は、多くの来場者の注目を集めています。

フィリピンを代表する料理の一部をご紹介:
• アドボ(Adobo)
鶏肉や豚肉を酢、醤油、にんにく、ローリエでじっくり煮込んだ家庭の味。日本人の口にも合うと評判です。
• シニガン(Sinigang)
タマリンドの酸味が特徴的なスープ料理。豚肉や魚、野菜とともにさっぱりとした味わいが楽しめます。

• パンシット(Pancit)
フィリピン風焼きそば。ビーフンや中華麺を使い、野菜やエビ、鶏肉などがふんだんに入っています。お祝いの場にも欠かせない料理です。
• ハロハロ(Halo-Halo)
暑い季節にぴったりのフィリピン風かき氷デザート。カラフルなゼリーや豆、ウベ(紫芋)アイスなどをトッピングした華やかな一品。

 フィリピンの「人・文化・味」が一堂に集まるフィリピンエキスポ。多様性あふれる魅力を体感できるこの機会に、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。イベントは6月8日(日)まで開催中です。
【撮影/編集:山口 理津子】
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