スマートフォンに装着するだけで、月や太陽、星雲まで手軽に観測・撮影できる──そんな新感覚の光学システム「Hestia(ヘスティア)」が、5月30日(金)より発売となる。

重さはわずか約850g。

本のようにコンパクトな設計と専用アプリによって、初心者でも本格的な天体観測を楽しめる、“未来の望遠鏡”が登場した。

月も太陽も、スマホのカメラでここまで撮れる

「Hestia」は、スマートフォンのカメラと独自の光学システムを組み合わせることで、最大25倍の拡大撮影を実現。観測対象に応じて「月モード」「太陽モード*」「ディープスカイモードと惑星モード*」などを選択すれば、アプリが画面上に適切な操作ガイドを表示してくれる。

撮影に不慣れなユーザーでも、月のクレーターや太陽の黒点、明るい星雲などを自分のスマホで記録できる設計だ。対応するスマートフォンは、iPhoneやPixelシリーズ、Galaxyシリーズなどの主要モデル*で、特別な準備なしに天体観測を始められる。

軽量・電源不要の設計で、どこへでも持ち出せる

「Hestia」は電気部品を一切使用しない純粋な光学システム。バッテリーや電源が不要なため、アウトドアや旅行先にも気軽に持ち運べるのが魅力だ。電気的な故障の心配がないため、長期間にわたって使い続けられる設計となっている。

専用アプリ「Gravity by Vaonis」は日本語対応で、惑星やディープスカイオブジェクトの導入もアシスト。アプリ内の青いガイド光が、夜空のどこにカメラを向けるべきかを示してくれる。

スマホが天体望遠鏡になる時代へ。ポータブル望遠鏡「Hesti...の画像はこちら >>

芝生の上に三脚を立て、スマホをセットすれば、あとはアプリに従うだけ。キャンプ場やベランダがそのままプラネタリウムに早変わりする体験は、大人から子どもまで幅広い世代にフィットするだろう。

太陽観測対応モデル「アルティメット・パック」

今回登場したのは、三脚と太陽観測用アクセサリー(太陽フィルター、シェード、ポインター)をセットにした「Hestia アルティメット・パック」。これにより、日食や黒点などの太陽活動も安全に観測・撮影が可能となる。

スマホが天体望遠鏡になる時代へ。ポータブル望遠鏡「Hestia」で本格的な星空撮影を

月や星はもちろん、昼間の太陽までカバーする一台は、これからのアウトドアや教育現場でも注目されそうだ。天体観測がぐっと身近になるきっかけとして、多くの“空好き”を引き込む存在になりそうだ。

Hestia アルティメット・パック
発売日:5月30日(金)
内容物:Hestia本体、三脚、太陽観測用アクセサリー、キャリングケース、太陽フィルター、シェード、太陽ポインター
予想市場価格:62,865円(税込)
商品ページ:https://sightronjapan-vaonis.com/products/hestia

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000321.000007828.html

(山之内渉)

*機能詳細、対応モデルは公式サイトにて確認されたい

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