リーグ・アンの昇降格プレーオフ・セカンドレグが29日に行われ、スタッド・ランスとメスが対戦した。

 リーグ戦34試合を戦って8勝9分17敗を記録し、勝ち点「33」のリーグ16位で終えたスタッド・ランス。
21日にアウェイで行われたファーストレグは1-1で引き分けており、リーグ・アン残留をかけてセカンドレグに臨んだ。MF伊東純也、MF中村敬斗がこの一戦に先発出場し、DF関根大輝はベンチスタートとなった。

 スタッド・ランスは前半、序盤から積極的にゴールに迫ったものの得点には至らず、0-0で終える。均衡が破れたのは57分。アマドゥ・コネからのパスをボックス内で受けた伊東がターンしようとしたところを、走り込んでいたアンジュ・マルシャル・ティアがファーサイドに流し込み、スタッド・ランスが貴重な先制点を奪う。

 しかし、関根が途中出場した直後の78分、この試合でシュートを記録していなかったメスが、マチュー・ウドルのゴールで同点に追いつく。90分では決着が着かず、試合は延長戦に突入すると110分、アルファ・トゥーレのゴールでメスが逆転。さらに114分、後方からのパスを受けたゴティエ・ハインが、GKイェヴァン・ディウフが飛び出していたところ見逃さず無人のゴールに向かってロングシュート。これがゴールに吸い込まれ、メスがリードを2点差に広げた。

 試合はこのまま1-3で終わり、合計スコア2-4でスタッド・ランスが敗北。来季は2017-18シーズン以来、7年ぶりにリーグ・ドゥへと降格することが決まった。対するメスは、1年でのリーグ・アン昇格を果たしている。



【動画】スタッド・ランスvsメス ゴール集








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