大谷翔平が実戦形式で韓国人＆球団有望株と対戦へ　６４１日ぶり登板へキャッチボールで最終調整
キャッチボールをするドジャース・大谷翔平投手(カメラ・安藤　宏太) 画像（1枚）

◆米大リーグ　メッツ―ドジャース（２４日、米ニューヨーク州ニューヨーク＝シティフィールド）

　ドジャース・大谷翔平投手（３０）が２４日（日本時間２５日午前８時１５分開始予定）、敵地・メッツ戦のスタメンに「１番・指名打者」で名を連ねた。前日午後７時１０分に開始した３連戦初戦は、今季最長４時間８分で雨天による１時間３８分の中断もあり、試合終了は日付が変わった午前０時５６分。

当初予定されていたライブＢＰ（実戦形式の打撃練習）の登板も延期になったが、４試合ぶりの本塁打となる１８号が出るか注目だ。

　この日の試合前は軽めのキャッチボールで調整した大谷。キャッチボールの中ではスライダーを投げるなど変化球も交え、笑顔を見せてリラックスした様子だった。ロバーツ監督はあす２５日（同２６日）の敵地・メッツ戦前で行う予定のライブＢＰで打席に立つ打者に金慧成（キム・ヘソン）内野手、ラッシング捕手の２人の名前を挙げた。

　金慧成は２３年ＷＢＣで韓国代表入りした韓国期待の星。３年総額１２５０万ドル（約２０億円＝契約発表時のレート）の契約でドジャースに加入し、開幕はマイナーで迎えたが今はメジャーでプレーして二塁や外野を守っている。ラッシングは今季メジャーに初昇格したばかりの捕手。チームＮＯ１プロスペクト（有望株）として期待される強打の捕手だ。

　打者に投げるのは、２３年９月の右肘手術後初で、同年８月２３日の本拠地・レッズ戦以来６４１日ぶり。登板後にはメッツ・千賀滉大投手（３２）が先発予定の試合も組まれている。

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