◆日本生命セ・パ交流戦 2025 阪神2―0ロッテ(19日・甲子園)
阪神の先発・デュプランティエが坂本と熱い抱擁を交わした。3勝目は被安打4、今季最多タイ12奪三振で初完封。
6回の先頭・種市から6者連続奪三振。猛練習していた犠打を来日初を含め2度も決めて、勝利の流れを呼び込んだ。藤川監督は「ほとんどの人が2つ3つ覚えようとすると最初の1つを忘れるけど、彼はそれを覚えてくる。学びをしっかりしてきた選手で、チームにとっても大きな存在になりつつある」と評した。
「配球の天才」は2安打を記録し、24戦連続出塁で交流戦打率4割5厘。ソフトバンク・柳町が同4割2分9厘でトップだが、規定打席まで残り13打席の坂本が大逆転で首位打者に輝く可能性もある。チームは交流戦初Vが消滅したものの、7連敗からの2連勝。セ他球団は全敗で10日以来、9日ぶりに2位・DeNAとのゲーム差を今季最大タイ3・5に戻した。